![]() 容器を閉じるための蓋
专利摘要:
上縁部に環状に延びる増厚部(2)を有している容器(1)を閉じるための蓋(3)であって、当該蓋(3)が、プラスチックシートから深絞り加工されているか、または射出成形法で製造されており、当該蓋(3)が、容器(1)の前記増厚部(2)に被さる、ほぼ下方に向けられた縁部フランジ(4)を有しており、前記縁部フランジ(4)が、少なくとも僅かに外方に向かって傾けられて形成されていて、かつ内方に向けられた多数の突出部(5)を備えており、該突出部(5)が、容器(1)の前記増厚部(2)に下から係合するようになっている。 公开号:JP2011509888A 申请号:JP2010542540 申请日:2008-07-16 公开日:2011-03-31 发明作者:クナイプ スティーブン 申请人:フータマキ オサケユテュオ ユルキネンHuhtamaeki Oyj; IPC主号:B65D43-10
专利说明:
[0001] 本発明は、上縁部に環状に延びる増厚部を有している容器を閉じるための蓋であって、当該蓋が、プラスチックシートから深絞り加工されているか、または射出成形法で製造されており、当該蓋が、容器の前記増厚部に被さる、ほぼ下方に向けられた縁部フランジを有している形式のものに関する。] [0002] このような形式の蓋は多数知られている。蓋は、一般的に、機械によって容器上に装着されて、大抵は容器上で十分良好に保持される。] [0003] 本発明の根底を成す課題は、上記の形式の蓋を改良して、蓋を手で容器上に装着することができ、その場合に、蓋が確実な閉鎖を保証するような蓋を提供することである。] [0004] この課題を解決するために、本発明では、縁部フランジが、少なくとも僅かに外方に向かって傾けられて形成されていて、かつ内方に向けられた多数の突出部を備えており、該突出部が、容器の前記増厚部に下から係合するようになっているようにした。] [0005] 多数の突出部を備えたこの構成により、蓋を被せ嵌めるためには割と大きな力消費が必要とされる。この力消費は、蓋の、使用者にとってはっきりと聞取り可能なスナップ式の装着をもたらす。これによって、蓋の完全な被せ嵌めが行われて、音響的に管理され得ることが保証されている。さらに、多数の突出部により、容器における蓋の確実な保持も保証される。] [0006] 本発明により、突出部が、断面で見て屋根形に形成されていると、特に有利であることが判った。] [0007] これによって、蓋の突出部が容器の縁部に引っかからないことが保証されている。] [0008] 本発明の別の実施形態により、2つの屋根面のうちの下側の屋根面が、上側の屋根面よりもなだらかに配置されていると、同じく極めて有利である。] [0009] これによって、多数の突出部があるにもかかわらず、蓋はまだ手を用いて容器に装着可能にされる一方で、より急峻な内側の屋根面によって極めて効果的な保持が保証される。] [0010] 本発明の別の有利な実施形態は、突出部が、小さな相互間隔で配置されていることにより特徴付けられている。] [0011] これによって、一方では所望の押被せ圧が保証されて、他方では蓋縁部の変形が回避される。] [0012] 本発明のさらに別の実施形態により、縁部フランジにより画定された蓋面が、その延在長さの少なくとも一部で、少なくとも僅かに容器に対して引き込まれているか、または引き出されていると極めて有利である。] [0013] これによって、蓋の極めて良好な剛性が得られ、このことは、特に容器への蓋の装着時に有効である。] [0014] この場合に、容器に対して引き込まれた、もしくは引き出された蓋面部分が、環状に形成されていると極めて有利であることが判った。] [0015] 本発明の別の有利な実施形態は、環状の蓋面部分の内側に位置する中央蓋区分が、ポット形に形成されていることにより特徴付けられている。] [0016] この構成も、やはり蓋をさらに補強するために寄与する。] [0017] このことは、本発明のさらに別の実施形態により、ポット形の中央蓋区分が外方に向かって突出して成形されていると、さらに助成される。] [0018] 本発明の別の実施形態により、ポット形の中央蓋区分と、環状の蓋面部分との間に、ほぼ平坦かつ環状に形成された別の蓋面が設けられていると、同じく極めて有利であることが判明した。] [0019] 蓋に複数の凹部もしくは隆起部が設けられていると、極めて有利であることも判った。] [0020] 本発明によれば、凹部もしくは隆起部は、環状の蓋面部分に設けられている。] [0021] この場合、凹部が、平坦な蓋面に続いて配置されていると特に有利である。] [0022] この場合、本発明の別の実施形態により、凹部が、平坦な蓋面に向かって、縁部フランジに向かうよりも大きな深さを備えていると特に有利である。] [0023] これによって、蓋の剛性が極めて著しく高められる。蓋材料は、より薄く形成することができ、このことは、僅かならぬ材料節減をもたらす。] [0024] この場合、本発明による別の実施形態により、凹部が、平坦な蓋面に向かって、縁部フランジに向かうよりも大きな幅を備えていると、特に有利であることが判った。] [0025] これによって、生ぜしめられた構造的な剛性に対して付加的に、さらに弾性もが蓋にもたらされる。この弾性は、蓋の、容器へのさらに良好かつ確実なスナップ式の結合を確実にする。] [0026] 本発明による極めて有利な別の実施形態は、種々異なって形成された凹部と隆起部とが設けられており、これらの凹部と隆起部とが、それぞれ交互に配置されていることにより特徴付けられている。] [0027] 本発明の別の有利な実施形態では、ポット形の中央蓋区分の底部内に、目標破断箇所または貫通部が設けられている。] [0028] この目標破断箇所または貫通部を介して、たとえばストローを容器内に導入することができる。] [0029] 本発明の有利な実施形態によれば、目標破断箇所および/または貫通部が、十字形に配置された2つのスリット線により形成されている。] [0030] 本発明の別の有利な実施形態は、蓋に種々異なる情報が圧刻されていることである。] [0031] この場合、本発明の別の実施形態により、上記情報が平坦な蓋部分に配置されていると特に有利である。] [0032] これによって、情報は良好に目視可能であるが、それにもかかわらず損傷から保護されている。] [0033] 本発明により、内側のシールリップまたはシール側縁が設けられており、この内側のシールリップまたはシール側縁が、容器の内面に密接することができると極めて有利であることが判った。] [0034] これによって、容器に対する蓋の極めて良好なシール性が確保される。容器内にある液体は、増厚部にまで到達することを阻止される。シールリップもしくはシール側縁および増厚部における二重のシールによって、本発明による蓋で閉じられた容器は、溢出を防止されている。] [0035] 図面には、本発明の実施例が示されている。] 図面の簡単な説明 [0036] 装着された蓋を備えるコップ形の容器を示す図である。 蓋を示す図である。 蓋の断面図である。 蓋の別の断面図である。 蓋の側面図である。 蓋を上から見た平面図である。 別の蓋を示す図である。 別の蓋の側面図である。 別の蓋の断面図である。 別の蓋の別の断面図である。 別の蓋を上から見た平面図である。] [0037] 図1には、カップ形の容器が符号1で示されている。この容器1は、たとえばコーティングされた厚紙から巻成されており、開いた上端部には外側に向かって巻かれたロール2を有している。この容器1には蓋3が装着されている。この蓋3は、プラスチックシートから深絞り加工法で、または射出成形により製造されており、縁部フランジ4を有している。この縁部フランジ4は、下方に向けられていて、僅かに外側に向かって引き出されている。この縁部フランジ4には、内方に向けられた多数の突出部5が設けられている。これらの突出部5は、容器1に装着された状態でロール2に下から係合して、蓋を容器に固定する。これらの突出部5は、横断面で見て屋根形(dachfoermig)に形成されている。この場合、下方に向けられた屋根面は、上側の屋根面よりもあまり急峻には形成されていない。これによって、下側の屋根面はロール2に沿って容易に滑動することができる一方で、上側の屋根面はあまり容易にロール2を超えて滑らないので、これにより、蓋3にしっかりとした保持を保証する。] 図1 [0038] さらに、突出部5は周方向で極めて密に相並んで配置されているので、蓋は全体的に極めて強固に容器上に保持される。] [0039] 縁部フランジ4を起点として、少なくともほぼ垂直に延びる段部6に続いて、内方に向かって蓋面部分7が設けられている。この蓋面部分7は、斜めに内方に向かって引き込まれている。しかし、この蓋面部分7は、図7、図8、図9、図10および図11に示すように、外方に向かって引き出されていてもよい。図7、図8、図9、図10および図11には、外方に向かって引き出された蓋面部分が符号71で示されている。蓋の中心区分には、蓋面8が設けられている。この蓋面8は、図示された実施形態では、蓋面7;71と蓋面区分とに対して隆起して配置されたポット形に形成された中央蓋区分9の周囲に円形に配置されている。] 図10 図11 図7 図8 図9 [0040] 蓋面8は、ほぼ平坦に形成されている。蓋面部分7;71には、全周にわたって均等に凹部10が配置されている。これらの凹部10は、蓋面8だけでなく蓋3全体を補強する。この場合、これらの凹部10は、蓋中央に向かって、縁部フランジ4に向かうよりも大きな深さを備えている。さらに、凹部10の幅は、この凹部10の内端部において、外端部におけるよりも大きく形成されている。] [0041] これらの凹部10は、蓋面8に直接に続いているが、しかし、蓋面8に対して間隔を空けていてもよい。] [0042] 隣り合った凹部10の間には、さらに隆起部11が設けられていてよい。これらの隆起部11は、図示された例では楕円形の横断面を有しており、丸く面取りされて形成されている。これらの隆起部11は、蓋3のさらに別の補強のために役立つ。] [0043] 中央蓋区分9には、交差された2つのスリット線12が設けられている。これらのスリット線12は、蓋材料の弱化を生ぜしめる。2つのスリット線12により規定された開口に、蓋3によって閉じられた容器1内へストローを差し込むことができる。] [0044] 容器1の壁は、ロール2に向かって少なくとも僅かに外方に向かって傾けられている。] [0045] これに対して段部6は垂直に形成されているので、段部6は、少なくともその下縁部で、容器1の壁に押圧され、こうしてシールのために役立つ。したがって、容器中に含まれた液体は、ロール2および縁部フランジ4にまで到達することができない。これによって、容器1は少なくともスプラッシュ密に、つまり振動時などに液体が容器から溢出しないように密に閉じられている。] [0046] この場合、段部6が壁に対してほぼ平行に延びていて、1つのシールが提供されることも考えられる。] [0047] 蓋3は、特に蓋面8の領域に文字(Beschriftungen)を担持することができ、これらの文字はたとえば圧刻されていてよい。] [0048] 蓋3を形成するプラスチックシートは、単層または多層の材料から製造されていてよい。このためには、PS、PE、PP、PETあるいはたとえばPLAのような生物由来の材料「バイオマス材料」を使用することも考えられる。その他の材料も考えられる。蓋は、その内面においても外面においてもコーティングされていてよい。このコーティングには、たとえば金属被覆または粘着防止剤または不粘着剤(Trennmittel)が考えられる。] [0049] 生分解可能でかつしばしば水溶性の材料の使用時に、蓋材料の内面が、薄いPE層または別のプラスチックで保護されていることも考えられる。] [0050] 蓋3は、任意の熱可塑性プラチックの変形加工法により成形され得る。] [0051] 蓋3の上述した構造的な構成に基づいて、この蓋3は、使用者にとって音により感知できるようにロール2にスナップ式に係合して、かつ優れた安定性を有している。] [0052] さらに、この安定性とシール側縁の装備とによって、優れた溢出防止性が保証されている。ロール2は、液体から保護されているが、しかし縁部フランジ4との組合せの形でさらに別のシールを形成する。] [0053] 高い安定性に基づいて、蓋3の材料厚さを著しく減じることが可能である。これによって、材料とコストが節約され得る。]
权利要求:
請求項1 上縁部に環状に延びる増厚部(2)を有している容器(1)を閉じるための蓋(3)であって、当該蓋(3)が、プラスチックシートから深絞り加工されているか、または射出成形法で製造されており、当該蓋(3)が、容器(1)の前記増厚部(2)に被さる、ほぼ下方に向けられた縁部フランジ(4)を有している形式のものにおいて、前記縁部フランジ(4)が、少なくとも僅かに外方に向かって傾けられて形成されていて、かつ内方に向けられた多数の突出部(5)を備えており、該突出部(5)が、容器(1)の前記増厚部(2)に下から係合するようになっていることを特徴とする、容器を閉じるための蓋。 請求項2 前記突出部(5)が、断面で見て屋根形に形成されている、請求項1記載の蓋。 請求項3 屋根形の突出部(5)の両屋根面のうちの下側の屋根面が、上側の屋根面よりもなだらかに配置されている、請求項2記載の蓋。 請求項4 前記突出部(5)が、小さな相互間隔で配置されている、請求項1、2または3項記載の蓋。 請求項5 前記縁部フランジ(4)により画定された蓋面が、その延在長さの少なくとも一部で、少なくとも僅かに前記容器(1)に対して引き込まれているか、または引き出されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の蓋。 請求項6 容器(1)に対して引き込まれたか、もしくは引き出された前記蓋面部分(7,71)が、環状に形成されている、請求項5記載の蓋。 請求項7 前記環状の蓋面部分(7,71)の内側に位置している中央蓋区分(9)が、ポット形に形成されている、請求項6記載の蓋。 請求項8 前記ポット形の中央蓋区分(9)が、外方に向かって突出して成形されている、請求項7記載の蓋。 請求項9 前記ポット形の中心蓋区分(9)と、前記環状の蓋面部分(7,71)との間に、ほぼ平坦かつ環状に形成された別の蓋面(8)が設けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載の蓋。 請求項10 当該蓋(3)に複数の凹部(10)もしくは隆起部(11)が設けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載の蓋。 請求項11 前記凹部(10)もしくは前記隆起部(11)が、前記環状の蓋面部分(7,71)に設けられている、請求項10記載の蓋。 請求項12 前記凹部(10)が、前記平坦な蓋面(8)に続いて配置されている、請求項10または11記載の蓋。 請求項13 前記凹部(10)が、前記平坦な蓋面(8)に向かって、前記縁部フランジ(4)に向かうよりも大きな深さを備えている、請求項10、11または12記載の蓋。 請求項14 前記凹部(10)が、前記平坦な蓋面(8)に向かって、前記縁部フランジ(4)に向かうよりも大きな幅を備えている、請求項10から13までのいずれか1項記載の蓋。 請求項15 種々異なって形成された凹部(10)と隆起部(11)とが設けられており、該凹部(10)と該隆起部(11)とがそれぞれ交互に配置されている、請求項10から14記載までのいずれか1項記載の蓋。 請求項16 前記ポット形の中央蓋区分(9)の底部に、目標破断箇所または貫通部が設けられている、請求項7または8記載の蓋。 請求項17 前記目標破断箇所および/または貫通部が、十字形に配置された2つのスリット線(12)により形成されている、請求項16記載の蓋。 請求項18 当該蓋(3)に、種々異なる情報が圧刻されている、請求項1から17までのいずれか1項記載の蓋。 請求項19 前記情報が、前記平坦な蓋面(8)に配置されている、請求項18記載の蓋。 請求項20 内側のシールリップまたはシール側縁(段部6)が設けられており、該内側のシールリップまたはシール側縁(段部6)が、容器(1)の内面に密に当て付けられるようになっている、請求項1から19までのいずれか1項記載の蓋。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日 US9114916B2|2015-08-25| RU2471693C2|2013-01-10| CN101918283A|2010-12-15| AU2008347427A1|2009-07-23| EP2231485A1|2010-09-29| EP2231485B1|2012-09-12| RU2010134372A|2012-02-27| TWM348091U|2009-01-01| US20110089066A1|2011-04-21| ES2394707T3|2013-02-05| WO2009089927A1|2009-07-23|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-07-16| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110715 | 2011-07-16| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110715 | 2012-10-04| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20121003 |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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